お金のはなし

みんな〜〜〜、大金持ちになりたいか〜〜〜!?


お〜〜〜!!


大成功者になりたいか〜〜〜!?


お〜〜〜!!


と、いうわけで今回はお金、みんな大好きゼニのはなしであります。
お金というのは科学では説明できない
見えない世界の話なのです。(でたよ(笑))


『なぜお金には価値があるのか?』


お金といえば、お札・小銭・預貯金・電子マネーなどなど
色々な形で存在しています。
冷静に物質として考えるとお札は紙ですし、
小銭は金属ですし、預貯金・電子マネーは磁気データです。


これらが価値をもつのはみんなが価値があると考えているからです。
つまりお互いの信頼に基づいているわけです。
これは目に見えないし測定できません。


『そもそもなぜお金ができたのか?』


それは社会が分業するためだと私は考えています。
山でみかんを取る人が海で魚を捕る人と交換したいとき、
海の人がみかんを欲しければお互い相談して、
「じゃあ、みかん何個と魚何匹」と交換できます。


ところが海の人が「みかんなんてイラネ」というと取引が成立しません。
魚を持っている人が「にんじんが欲しい」といえば
自分でにんじんを作るか(笑)
みかんとにんじんを交換してくれる人を探さないといけません。
しかもみかんも魚もにんじんものんびりしてると傷んで腐ります(笑)


これではあまりに不便です。
そこでみかんを取っている人にも、魚を捕っている人にも
にんじんを作っている人にも価値があると仮定できるもの
『貨幣』*1をつくります。


こうすることで交換することが容易になり、
しかも貨幣は腐らないので蓄積することが可能となりました。


しかしここでひとつの悲劇が起こります。
交換することが簡単になったことで
今まで魚が欲しかっただけなのに
今度はあれがこれがとキリがなくなります。
そして蓄積することが可能になったので、
必要以上にみかんを取ろうとしてしまいます。


現在の社会は上の比喩をさらに極端にしたものです。
私はお金もインターネットが善でも悪でもないように
道具のひとつであり必要だと考えています。
分業しない社会はあまりに非効率だからです。
資源の少ない日本ではこれだけの人口を支えられないでしょう。


しかし際限なく欲望のままに経済を拡大することは危険です。
大切なのは「足るを知る」ことだと思います。
今の日本にはいいだろうの歌の王様が多すぎます。
金銀財宝に囲まれてるのに満たされていません。


地球環境問題が盛んに取り上げられていますが、
人間の側でバランスを取る努力をしないと
地球の方からバランスを取らされます。
おそらく人口減少という形で・・・。


地球環境問題なんて人間ごときが取り組んでも無駄という
意見を聞くこともありますが、公害問題に何も取り組まなかったら
現在の日本はひどい状況だったでしょう。


人間ひとりひとりの力は小さいですが、
智慧を出し合えば素晴らしい力を発揮できると私は信じています。