猿の手
私は願い事がよくかないます。
え?うらやましい?
それがそうでもないんだな。
かない方が猿の手方式なんですよ。
猿の手*1のあらすじをWikipediaから引用します。
老いたホワイト夫妻は猿の手のミイラを手に入れた。
元の持ち主のモリス軍曹が言うには、
その猿の手には魔力が宿っていて、
持ち主の望みを3つだけかなえる力があるらしい。
ホワイト氏は冗談半分に、猿の手に
「裕福になれますように。」と願った。
その翌日、一人息子のハーバートが死んだとの知らせが届く。
夫妻には、息子が悲惨な死に方をしたことの
代償として200ポンドが支払われた。
老夫婦は息子の死を嘆き悲しんだ。
そして、猿の手に「死んだ息子を返してくれ!」と願った。
その夜、夫妻は家のドアを何者かがノックする音に気付く。
夫人はその者を迎え入れようとしたが、
不吉な気配を悟ったホワイト氏は猿の手に3つめの願いを祈った。
激しいノックの音は突然途絶えた。
結局、ホワイト夫妻の手元には200ポンドだけが残った。
ね?嬉しくないでしょ。
だから私は自分の欲望のためには何も願いません。
ただすべてに感謝するだけです。