魔法の言葉-番外編

え〜、魔法教室にかよわれているみなさま。
そろそろ自分で魔法をつくってみたい時期ではないかと
思われますので、本日は魔法のつくり方のおはなしです。


魔法というのは相手とのコミニュケーションで
使うわけですが目には見えません。
そこでたとえとして武術を想像してください。


武術には間合いというものがあります。
相手に技を打ち込むときには間合いをつめます。
そして間合いをつめすぎたときには間合いを離します。
打ち込まれた技に対して間合いを離して対処する魔法を「受け」
自分が間合いをつめて打ち込む魔法を「攻め」とします。
魔法の分類の基本はこの二種類です。


4つの基本魔法を例にすると

「ありがとう」…攻め
「ごめんね」……攻め
「さよなら」……受け
「やれやれ」……受け

です。ごめんねが攻めなの?と思われる方もいるかもしれません。
そう思われている方は攻めではなく責めになっています。
相手に自分の謝る気持ちを伝えるための攻めの魔法です。
気合を入れて攻めましょう。


ありがとうは便利な魔法なので嫌味にならない程度に
どんどん使いましょう。
さよならは間合いを離す魔法です。
やれやれは受け身です。相手が打ち込んできた魔法をもろに受けると
ダメージが大きいので受け身をとって和らげるのです。


武術は他にも受け流すとか相手の力を
利用して打ち込むとかいろいろな技があります。
魔法をつくるポイントのひとつめは
目に見えない魔法を目に見える武術でイメージすることです。
武術よりイメージしやすいものがあったらそれで構いません。
要するに目に見えないものを目に見える形にすればよいのです。


魔法を見抜くことができるようになったら
それを魔法の種にかえるようにします。
魔法が生まれるのは通常相手から
なんらかの魔法をかけられたときです。


魔法のしくみをしらないうちはホントしんどい思いをするだけですが
あなたはもう見抜くことができます。
しんどいと思ったらチャンスタイム到来です。
そこに必ず魔法の種があります。
ただその場では冷静さを失っていて魔法をつくるどころではありません。
メモでも走り書きでもして、どっかに寝かしておきましょう。


私はぽえむ帳(笑)を携帯しています。
ぽえむ(笑)や魔法の種はいつも転がっていて
すぐに書き留めておかないと一瞬で消えてしまうからです。
あまりに書きなぐりの汚い字で解読不能
ぽえむ(笑)や魔法のなんと多いことか(笑)
みなさんはある程度キレイな字で書きましょうね(汗)


魔法の種を魔法に昇華させるには
魔法を唱えたとき自分や他人の気が楽になったり、笑えたりすることです。
はじめのうちは笑いにする魔法をつくってみましょう。
笑うことには間違いなく力があります。


まとめますと

  1. 魔法を見抜くこと
  2. 魔法の種をメモしておくこと
  3. 魔法の種を魔法に昇華すること

です。どうです?魔法がつくりたくてうずうずしてきたでしょ?
今まであったつらいことが全部素晴らしい魔法の種なのです。


さぁ今日からあなたも上級魔法使い!
いい魔法があったらぜひ紹介させてください。