麻雀で語る人生論II

麻雀というのは不公平で理不尽なゲームです。
配られる牌はみんな違って、
ある人は上がりやすく、ある人は上がりにくいものです。


ところが、初心者と上級者の方が対戦を重ねると
なぜか上級者の方が良い成績を収めます。


その違いは何でしょうか?


私はひとつは与えられた牌のもつ力を活かす技術の差だと思います。
同じ牌の並びを見ても、そこに可能性、つまり希望を見いだせるか
カス牌として嘆くかで大きく違ってくるのです。


人生においても、まったく同じ境遇というのはありえません。
すれ違いのぽえむ(笑)で表現したかったのは、
私たちは誰ひとりとして同じ境遇、つまり牌をもってはいないということです。


そして、私たちはその牌を選ぶことはできませんが、
どう使うかは選ぶことができるのです。


くそったれな牌と投げるもよし、活かすもよしですが
私は活かして幸せになっていただきたいと考えています。