魔法の言葉(3)

今回は使ってはいけない魔法、「どうせ」に続く禁忌魔法です。


使ってはいけない魔法なのに、あえてお伝えする理由は

  • 自分が他人にこの魔法を使わないようにするため
  • 他人からこの魔法を唱えられたときに、気づいて対処するため

です。


魔法は主に二者間でどちらかの立場が優位なときに
3ステップを繰り返して行われます。

  1. 対象が自分の命令に従うよう命ずる
  2. 対象が1.に従ったら、それを否定する(言葉でなくても、そぶりでもよい)
  3. 逃げることを許さない

これは相手を破滅させる強烈なダブルバインド*1の魔法です。
使ってはいけません。
もし興味本位で使ったら、しっかりお釣りがくるので覚悟すること。


対処する方法は可能な限り早く逃げることです。
残念ながら、こういう関係では逃げられないことも多いので
「やれやれ」でやり過ごすくらいしかないのが実際です。


例えば上司と部下ならこんな感じでしょうか?


「全部僕に聞いて!君は何もわかってないんだから!」
「僕はいま忙しいんだよ!自分で考えて!」
「勝手なことしないで!君の代わりはいくらでもいるんだよ!」


親子関係でも成立します。


「勉強しなさい!」
「勉強なんて社会では役に立たないんだから!」
「心配してるんだから、そんなこといわないで!」


恋人関係でも成立します。


「大好き!」
「大嫌い!」
「見捨てないで!」


会社も親子も恋人も、そう簡単には逃げられない関係です。
しかし、あなたはもうこの魔法を見破れます。
防御魔法「やれやれ」でかわすのだ!(笑)


さらに今回は特別にどど〜んとご奉仕価格で防御魔法をご提供しましょう!

知らんがな

勝手にすれば?

です。


あ、今までダブルバインドの魔法を使っていた人は今すぐやめましょう。